もーっとヨーロッパ

オランダ在住30代旅好き主婦が巡るヨーロッパ。週末旅行を中心に、見どころも期待外れも包み隠さずご紹介。欧州旅行のヒントがきっと見つかる。

クリスマスの首都!フランス・ストラスブール②~ノートルダム大聖堂~

こんにちは!koemo(くぅも)です。

 

 

2022年12月ストラスブールのクリスマスを満喫中です。

 

 

ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Strasbourg)

ストラスブール大聖堂とも呼ばれ、ストラスブールを代表する大聖堂です。

 

1000年頃から戦争や火災で何度も破壊・再建され、現在の姿は1400年代に完成したものです。尖塔の高さは142mもあり、フランスの文豪ヴィクトル・ユゴーは「巨大で繊細な驚異」と評したと言われています。

 

 

<偉大なる作家は本当に絶妙な表現をしますね。>

 

 

ドイツとフランスで領土争いをしてきた土地なだけあって、この大聖堂もプロテスタントになったりカトリックになったり、都度宗派の変更を強いられた運命でもありました。

 

この地方でとれる砂岩を使用して建てられているため、独特なピンク色をしている(はず)なのですが・・・すでに薄暗くてピンク色はいまいちわかりませんでした。

 

 

 

 

開館時間は17:45までなので、急いで中へ!

 

と思ったら、入口前には行列。

これだけクリスマスマーケットに人が訪れているのだから、ストラスブール大聖堂を訪れる人も必然と多くなりますね。入場は無料ですが、10~15分ほど並びました。

 

 

 

 

聖堂内にはこの時期限定?で大きなタペストリがずらっと飾られています。今までヨーロッパの大聖堂にはいくつか訪れましたが、どこのものと異なる独特の雰囲気。

 

 

 

 

あちこちにクリスマスの飾り付けも。陽が沈んだこともあって内部はけっこう暗いのですが、暗いながらも華やか。

 

 

 

 

こちらもクリスマス期間限定の大きなクリッぺ。キリストの降誕シーンを表した人形たちです。

 

 

 

 

ここまで特大のものは初めて見ました。しかも、かなり凝ってる。

 

 

 

 

そして、ストラスブール大聖堂のもう一つの見どころは天文時計です。

 

 

 

 

高さ18mもあり、カレンダー・時計・日の出日の入り時間など、ありとあらゆる情報が示されています。12時半になると人形たちが動く仕掛けも。

 

 

 

 

この馬車は1週間に1周し、曜日を表しています。写真だと見えませんが、正面の馬車には「Jupiter/Jeudi=木曜日」の文字。

 

 

 

 

太陽と月の位置なども計算し、日食・月食もわかるのだそう。ストラスブールから見える星の位置までも示されているのだとか。これが1842年に作られたと言うのだから、昔の人の技術ってすごいです。

 

 

 

 

 

ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Strasbourg)

住所:Pl. de la Cathédrale, 67000 Strasbourg

時間:月~土 8:30~11:15

      12:45~17:45

   日  14:00~17:15

入場:無料

 

 

 

そして、ノートルダム大聖堂の周りにもたくさんのクリスマスマーケットの屋台が出ています。焼き栗(Marrons Chauds)屋さんもクリスマス仕様。

 

 

 

 

こんなお洒落なテーブルクロスでクリスマスディナーをしてみたい。絶対1回で汚すから€60は出せないけど。

 

 

 

 

素敵なキャンドルホルダーのお店。

 

 

 

 

特設らしき小屋の中は、おとぎ話のような世界が広がっていました。

 

 

 

 

 

 

ブリキのおもちゃがあったり、

 

 

 

 

テレビの中のツリーや子どもたちが動いているんです。レトロ感満載。

 

 

 

 

何か買いたいという気持ちはあるものの、たくさんありすぎてどれを買ったらいいかわからないぐらい、クリスマスで溢れていました。

 

 

 

 

そして、ノートルダム大聖堂正面のメルシェール通り(Rue Mercière)を少し進んだら、振り返ってみてください。最もストラスブールらしい風景に、誰もが息をのむことでしょう!!

 

 

 

 

 

まだまだ続きます!