こんにちは!koemo(くぅも)です。
フランスのクリスマスマーケットの本場とも言えるストラスブールに来ています。
クレベール広場(Place Kléber)
ストラスブールのクリスマスの中心地。巨大なクリスマスツリーが飾られています。
モミの木のクリスマスツリーに関する最も古い記述が残されているのがストラスブールであり、ストラスブールがクリスマスツリーの発祥の地とも言われています。
そのため、このクリスマスツリーにはストラスブール市民の誇りとこだわりが詰まっいます。高さは最低でも30m。この場にふさわしい木を求めて、担当者は毎年3月からフランス各地を探し回るのだそう。(もちろん生の木です!)
毎時0分になると、音楽に合わせてイルミネーションショーも繰り広げられます。
あ、イケメンサンタさん発見!
ミッキー並みに人が集まっていましたが、一緒に写真を撮ってもらいました。
アルザス地方のシンボル、赤い口ばしのコウノトリ。お土産屋さんでもたくさん見かけました。
アルザス地方の伝統的な陶器も売ってます。
これ(↓)、最後まで迷って買わなかったのですが、やっぱり欲しい。アルザス地方の伝統的な家の形をした置物。€50ぐらいしたんですよ…。煙突に乗ってるサンタさんは別売りで€10ぐらい。うーん、やっぱり高い…。
ここまで駆け足で周って18時半。ディナーの予約の時間になってしまったので、後ろ髪をひかれる思いですがクリスマスマーケットを後にします。
Maison Kammerzell
ホテルに併設されたレストランですが、アルザス料理を食べられるということで人気のレストランです。
1400年代に建てられた歴史ある建物は、ステンドグラスや細かい彫刻で飾られていて、これを見るために訪れる人もいるそう。
(引用:Maison Kammerzell HPより)
この時期は特に予約が必須です。当日昼間に電話したところ18時半しか空いていませんでしたが、むしろ予約がとれたのはラッキーだったのかも?
案内された3階までの階段には、名だたる方たちのサインがずらっと。かなり古い人から最近の人まで、政治家から俳優まで、このレストランの歴史が感じられます。
イギリスの政治家ウィンストン・チャーチル。
ハリーポッターでマルフォイの子分役だったジョシュア・ハードマン。
そして、お待ちかねのアルザス料理。どーん。
クリスマスマーケットにもあったシュークルートです。このためにお腹を空かせてきました。
アルザス地方の名物料理と言ったら「シュークルート」と言いますが、シュークルートって厳密にはお肉の下にある発酵キャベツのことですよね。メインはキャベツではなくてお肉の方の気がするのですが…違和感を感じるのは私だけ?(魚のシュークルートというメニューもあります。)
まぁ細かいことは置いておいて、とにかくお肉がほろほろで、お肉の塩気とキャベツの酸味のほどよいバランスが最高。
お肉に合わせたのは、リースリングワイン。ドイツやアルザス地方で主に生産されている白ブドウの品種です。
甘口から辛口まで種類豊富なリースリングですが、すっきりとした酸味がとても飲みやすくて、白ワインながらちょっと塩気のきいた豚肉との相性が抜群でした。
もう一品は、鴨のコンフィをチョイス。こちらもコンフィの下に大量のシュークルート(キャベツ)。ただ、こちらはちょっと鴨の焼きすぎ感が…。
どちらもかなりのボリュームで、例のごとくこの後のデザートは入りませんでした。
この後、ディナー前に見きれなかったクリスマス装飾を見て回ろうと思ったのですが…レストランを出るとすごい雨。しかも、今(20時半)こそが本当のディナータイムなのか、街中に人がいない。レストラン以外の電気は消えて、静寂モード。
あれ?と拍子抜けするほど雰囲気が変わってしまっていたので、このままホテルに戻ることにしました。
ストラスブールは本当に街中が可愛らしくて、半日(5時間弱)しか滞在できなかったのが惜しいぐらい素敵な街でした。
ヨーロッパの他の都市では、クリスマスマーケットと言いつつも民芸品やアクセサリーなどのお店も多くありますが、ストラスブールは本当にクリスマスのものしか売っていないのでは?!というぐらい、クリスマス感が満載。
クリスマス好きなら間違いなく大好きになる街、ストラスブール。おすすめです。