こんにちは!スノボはできませんがスキーが好きなkoemo(くぅも)です。
いつか人生でやってみたかったことの1つに、「マッターホルンとスキーをする」がありました。念願叶って、2022年12月。イタリアのチェルビニアという場所に行くことができました。
チェルビニア(Cervinia)って?
日本でもよく聞く「マッターホルン(Matterhorn)」。アルプス山脈にある標高4,478mの山で、麓の街ツェルマット(Zermatt)は、スイスで最も人気のある観光地です。そして、ヨーロッパで最も有名なスキーリゾートでもあります。
マッターホルンは、スイスとイタリアの国境にそびえたっています。マッターホルンを挟んでツェルマットの反対側はイタリア。マッターホルンはイタリア語で「モンテ チェルヴィーノ(Monte Cervino)」と呼ばれています。(”マッターホルン”はツェルマット地域の公用語であるドイツ語です。)
その麓にある街がチェルビニア(Cervinia)。ツェルマットには規模では劣るものの、イタリアを代表するスキーリゾートの1つです。
どうしてチェルビニア?
①安い!
ツェルマットがあるのはスイス。物価が高いことで有名な国の1つです。さらに、ヨーロッパ中から人が訪れる特大スキーリゾート。すべてが観光地価格になってしまいます。
一方、チェルビニアはイタリア。ホテルもレストランも圧倒的にツェルマットよりもリーズナブルです。
②美味しい!
日本人の口にも合うイタリア料理。チェルビニアはイタリアですから、スキーと一緒にイタリア料理も堪能しちゃいましょう。
③・・・?!
これは結果論的に後から感じたことですが、詳細は後程。
スキーで国境超えをしよう!
山々を挟んで反対側に位置するツェルマットとチェルビニアですが、共通のインターナショナルパスというものがあります。このリフト券を持っていれば、チェルビニアからリフトを上って、ツェルマット側に滑り降りることも可能なのです。
(引用:Cervino Ski paradise)
日本では考えられないスキーでの国境超え!イタリアとスイスのスキーリゾートを1日で両方楽しめるなんて、なんて贅沢なんでしょう。
ただし、帰りの上りの最終リフトに乗りそびれると、もしくは途中で悪天候によりリフトが運行停止になると、山の麓をぐるっとチェルビニアまで戻るのはかなりの距離なので十分ご注意を。
このインターナショナルパスに関しても、ツェルマットで買うよりもチェルビニアで買う方が圧倒的に安いです。
スケジュール
訪れたのは2022年12月。クリスマス~年末休暇の過ごし方を考えている中で行先をあちこち検討しました。
クリスマス当日はヨーロッパはどこの都市に行ってもお休みモードに入ってしまいます。効率よくクリスマス前後の休暇も併せて楽しめる場所はどこか?
スキー場ならクリスマスもやっているのでは?!
でも、この時期の航空券はやっぱり高い。それに空港からスキー場まで行く足がない。(リムジンバスがあるにはあったのですが、ものすごく高かった。)ここは5泊6日の長期休暇を有効活用して車で行くことにしました。
しかし、アムステルダムからチェルビニアまでは車で12時間半。無理無理無理。いくら交代しながらと言っても1日では無理。お互い運転は得意ではないので。
行き帰り共に途中1泊ずつ中継して、チェルビニアに3泊することにしました。途中の宿泊地はヨーロッパのクリスマスで有名なフランスのストラスブールとコルマールです。
どちらもちょうどアムステルダムとチェルビニアの真ん中(6時間)あたりに位置し、しかもちょうどクリスマス時期!これはこれでものすごく楽しみです。
1日目
ストラスブール(フランス) 泊
2~4日目
チェルビニア(イタリア) 泊
5日目
コルマール(フランス) 泊
6日目
<ストラスブール>