もーっとヨーロッパ

オランダ在住30代旅好き主婦が巡るヨーロッパ。週末旅行を中心に、見どころも期待外れも包み隠さずご紹介。欧州旅行のヒントがきっと見つかる。

フランスのメルヘン都市!コルマールの魅力①

こんにちは!koemo(くぅも)です。

 

 

2022年12月の年末旅行。最後はチェルビニアからアムステルダムへの帰路の途中にあるフランス・コルマールです。

 

 

 

コルマール(Colmar)

チェルビニアからは車で5~6時間。当初の予定では朝に出発して、早めの夕方には到着する予定だったのですが・・・

 

チェルビニアの予想以上の晴天によって溶けた雪が夜中に凍り、車の周りも路上もカッチカチ。出発は再度溶けるのを待って、12時過ぎになってしまいました。

 

しかも、途中で大雨に降られ、さらに事故渋滞にはまり、その結果コルマールのホテルのチェックインは20時近く。旅にハプニングはつきものです。

 

 

 

 

さて、ストラスブールと同じくアルザス地方にあるコルマールストラスブールからは車でわずか1時間の距離にあります。電車でも簡単に移動できるので、セットで行くのがおすすめ。

 

 

 

 

ストラスブールよりも小さく、こじんまりとした街なので徒歩で1日あれば十分に周れる広さです。どこを歩いてもこんな可愛らしい家が立ち並んでいて、まるでおとぎ話の世界のよう!

 

 

 

 

ニューヨークの自由の女神像は、アメリカの独立100周年を記念してフランスから贈られたことは有名ですが、それを制作した彫刻家フレデリック・バルトルディコルマールの出身です。

 

 

 

 

まずは、コルマールを訪れたら是非見ておきたい場所を3つ。

 

 

 

 

プフィスタの家(Maison Pfister)

ヨーロッパを旅していると、「ジブリの※※の舞台になった場所」というキャッチフレーズをよく耳にします。

 

時には「あれ?あそこもじゃなかった…?」という真偽が不確かな情報もありますが、スタジオジブリは「ハウルの動く城」の制作には「フランス・アルザス地方」を参考にした、と公式に発表しています。

 

 

(引用:ジブリHP)

 

 

コルマール”とは明記していませんが、プフィスタの家は(おそらく)モデルになった場所。

 

 

 

 

ほら。とんがり屋根と独特な形の出窓や回廊がアニメの中にも登場しているのですから!

 

 

(引用:ジブリHP)

 

 

プフィスタの家は16世紀に建てられた建物で、現在は1階のワインショップを除いて中に入ることはできませんが、こんなジブリの世界に迷い込めるのもコルマールの魅力です。

 

 

<随分立派な家だと思ったら、窓枠以外は絵でした。>

 

 

ちなみに、ディズニーの「美女と野獣」もコルマールが舞台ではないか?と言われています。こちらは真偽の程はわかりませんが・・・たしかにこんな街並みをベルが本を持ちながら歌って歩いていましたね!

 

 

 

 

 

 

Petite Venise(プチ・ベニス)

コルマールの旧市街南部を流れるロシュ川沿いのプチ・ベニス。コルマールと言ったらここ!と言えるほど、コルマールを代表する場所です。

 

 

 

 

運河沿いにカラフルな家が建ち並んで、可愛さ抜群!最も美しく写真の撮れる橋Pont Rue des Tanneursの上では順番待ちになるほど、多くの人が訪れるフォトスポットです。

 

 

 

 

右側の大きな建物はコルマール市場(Marché Couvert Colmar)。屋内には野菜や果物、チーズ、ハム、パン、ジャムなど名産品のお店がずらっと並びます。サンドイッチなどの軽食も買えるので、朝ごはんに訪れるのもおすすめです。

 

 

 

 

 

 

クリスマスマーケット

ストラスブールのクリスマスマーケットは12月24日に終了してしまうのに対し、コルマールのクリスマスマーケットは嬉しいことに12月29日まで。訪れたのは12月27日ですが、まだクリスマスの雰囲気は継続中でした。

 

 

 

 

「クリスマスマーケット」という点で言えば、ストラスブールの方が規模が大きい(盛り上がってる)かな?クリスマスを過ぎていたこともあるかもしれませんが。

 

 

 

 

 

 

一年中オープンしているのか期間限定なのかはわかりませんが、クリスマス専用のお店を発見!

 

 

 

 

店内すべてがクリスマス。

 

 

 

 

ストラスブールで迷って買わなかったくるみ割り人形を買うことができました。

 

 

 

 

 

その他、コルマールの見どころは次回に続きます。