こんにちは!koemo(くぅも)です。
フランスの北東部、アルザス地方にあるコルマールは、可愛らしい街並みが特徴の小さな街です。前回に続き、コルマールの見どころをご紹介します。
頭の家(La maison des têtes)
1600年代に建てられた建物で、現在は5つ星ホテル&ミシュラン星付きレストランとして使用されています。頭の家(La maison des têtes)と呼ばれる所以は・・・
外壁のあちこちに飾られた無数の顔。全部で106個あるそうです。どうしてこれが有名になったのかよくわかりませんが・・・前を通りかかったので一応写真撮影。
アンシミュージアム(The Village Hansi & its Museum)
”頭の家”の向かいにあるのが、アンシミュージアム。フランスの有名な絵本作家、通称アンシおじさんはコルマール出身です。
アルザス地方の伝統的な衣装を着た素朴な画が特徴的。
1階のギフトショップは誰でも入ることができます。この地方らしいお土産を探している方は、一度覗いてみる価値ありですよ。
アルザス地方で食べられているお菓子”クグロフ”の型なども売っています。
夜の散策
この時期にコルマールを訪れたら是非とも体験していただきたいのが、夜の散策です。昼間でさえカラフルで可愛らしい街並みが、夜になるとイルミネーションによってさらに幻想的な世界に変貌します。
これが街全体に!
各建物それぞれが独自にデザインしているのかな?それとも街全体で管理されているのかな?プロジェクションマッピングもあって、かなり大掛かりな演出です。
次から次へと素敵なイルミネーションが現れるので、(またしても)生憎の雨にも関わらず、街を彷徨うだけで興奮が止まりませんでした。
Schwendi Bier und Wistub
コルマールで30年近く続いているアルザス料理のレストランです。場所はシュウェンディ将軍の噴水のすぐ近く。
コルマールに到着したのが既に20時だったため、気になっていたレストランはどこも予約で満席。もしくは閉店間際。
雨も降っていたので、とりあえず入れそうなアルザス料理レストランを探して入ってみました。
店内には、フランスの有名ガイドブック「le guide routard(ル・ギッドゥ・ルター)」や「Guide Petit Futé(ギッドゥ・プティ・フュテ)」掲載のステッカーがずらり。なんか人気店らしい?!
以前、フランスで飲んだビールが全く美味しくなくて、やっぱりフランスはワインだよなーと思ったことがありましたが、こちらで飲んだMeteor(メテール)はアルザス地方で1640年から続く家族経営のブリュワリー。長旅の疲れをしっかり癒してくれました。
ドイツの薫りを残すフランス・アルザス地方は、ビール文化も完璧です!
"アルザス風"ピザとも言われるタルトフランベ(Tarte Flambée)€9~。パリパリの薄い生地の上に玉ねぎやチーズをのせて焼いたもの。ピザと違って生地のボリュームがないので、夜遅いディナーでも胃にやさしい一品。
トッピングのチーズの種類によってメニューがたくさんあるのがさすがフランスです。
こちらはロスティ(Rösti)€14.50~という、元々はスイス料理なのかもしれませんが、ポテトの揚げ焼きたっぷりチーズ乗せ、つまりポテトグラタンのようなもの。ポテトとチーズとベーコンでまずいわけがない!
他の季節に訪れたことはありませんが、(おそらく)クリスマス時期に限らず一年を通して可愛らしい街並みを楽しめるコルマール。もし夏に訪れたら、冬とは違ったメルヘンの世界が待っているような気がしました。
Schwendi Bier und Wistub
住所:Place de l'Ancienne Douane, 23 - 25 Grand Rue, 68000 Colmar
時間:月~日 11時半~23時
コルマールからアムステルダムまでは7時間~8時間。最後は気合いの長距離運転でしたが、クリスマスにスキーにグルメと、盛り沢山の年末旅行から無事に帰宅できて一安心。大満足の1週間になりました。
それと同時に、我が家の車旅の限度は1日あたり最長6時間だなと感じた旅でもありました。今後の良い参考になりました。