こんにちは!koemo(くぅも)です。
今回は、フォロ・ロマーノを出発して、ローマの街をのんびり歩いて周りたいと思います。
フォリ・インペリア通り(Via dei Fori Imperiali)
フォロ・ロマーノの北側のフォリ・インぺリア通りを、コロッセオを背にして出発です。
左手にはユリウス・カエサルの像。
そして、カエサル像の後ろに広がるのは、フォロ・ディ・チェザーレ(Foro di Cesare)。紀元前50年頃にカエサルが建設した私設広場跡です。
一般道から見降ろしたらこんな遺跡が広がっているのがローマです。
↓徒歩5分
カンピドリオ広場(Piazza del Campidoglio)
この場所には紀元前509年に神殿が建てられ、古代ローマの中心でした。1654年にミケランジェロが広場を設計し、現在のような広場になりました。床に描かれた十二芒星が特徴的。映画「ローマの休日」でも登場します。
中央には第16代ローマ皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスの像。両脇に左右対称に建つのはカピトリー二美術館です。
正面の建物はローマ市庁舎なので、しばしば結婚式が行われるそうですが・・・ちょうど写真撮影の真っ最中!。こんな歴史的建造物に囲まれて、素敵な写真が撮れそうですね。
市庁舎に向かって左脇には、オオカミと双子の像があります。
生まれて間もなく捨てられた双子のロムルスとレムス。通りがかった狼によって育てられた2人が後々ローマを建国した。と伝えられるローマ建国神話です。兄の「ロムルス」の名前から「ローマ」となったと言われています。
これこそローマのシンボル的存在・・・なはずですが、うっかり見逃すレベルに地味です。(オリジナルはカピトリー二美術館に展示されています。)
ちなみに、この狼と双子はイタリアのサッカーチーム、ASローマのエンブレムにも使用されています。
↓徒歩3分
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂(Monumento a Vittorio Emanuele II)
ローマの中心部。道路脇に突如現れる、超巨大で超豪華な建物は、1870年のイタリア統一に大きく貢献した、初代国王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世を称えた記念堂です。
中央部分では、第一次世界大戦で亡くなった無名戦士を弔う炎が24時間燃え続け、衛兵によって守られています。
無料で中に入れるようなので、ちょっとだけ階段の上からローマの街並みを見てみようと上ってみたら・・・
逆行は禁止。と、階段を下りさせてもらえませんでした。そのまま建物内の見学に進みます。
しかし、そのおかげでこんな素敵な場所を発見!
テラス部分にあるカフェでは、なんとフォロ・ロマーノを見渡しながら休憩することができます。奥にはコロッセオも。もしかしたらこれは無料の穴場的展望スポット?!
(有料エレベーターに乗ると、さらに屋上のパノラマ・テラスに上ることもできます。)
建物内には無料トイレもあり、予想外のお気に入りスポットになりました。
<どれだけあるんだ!というほど、教会のクーポラがぽこぽこ見渡せます。>
↓徒歩15分
パンテオン(Pantheon)
↓徒歩5分
ナヴォーナ広場(Piazza Navona)
次回に続きます。