もーっとヨーロッパ

オランダ在住30代旅好き主婦が巡るヨーロッパ。週末旅行を中心に、見どころも期待外れも包み隠さずご紹介。欧州旅行のヒントがきっと見つかる。

2度目のローマのまわり方⑤のんびり街歩き半日コース(後)

こんにちは!koemo(くぅも)です。

 

 

ゆっくりのんびりローマの街を散策中。前回からの続きです。(2023年11月)

 

 

 

 

ナヴォーナ広場(Piazza Navona)

ナヴォーナ広場が縦に細長いのは、1世紀頃に造られた騎馬競技場が基になってるから。

 

 

 

 

中央にある「四大河の噴水」は、イタリアの巨匠ベルニーニの作品です。

 

「ベルニーニはローマのために生まれ、ローマはベルニーニのためにつくられた。」と賞賛されたほどのベルニーニ。ヴァチカン市国のサン・ピエトロ広場も設計しています。

 

 

 

 

オベリスクの足元にいる4人の男性は、世界の4つの大きな川、ナイル川(アフリカ)ガンジス川(インド)ドナウ川(ヨーロッパ)ラプラタ川(南米)を表しています。

 

 

 

 

広場には多くの絵描きさんもいてローマらしい?雰囲気。広場の周りはレストランやカフェになっていて、テラスでのんびりしている人たちも気持ち良さそうでした。

 

(ただ、細長いので時間帯によっては日影率高め。)

 

 

 

 

 

↓徒歩20分

ナヴォーナ広場から少し歩くので、途中でジェラートでも食べながらのんびりと。

 

 

 

 

スペイン広場(Piazza di Spagna)

映画「ローマの休日」でおなじみのスペイン広場。スペイン大使館があったことから”スペイン広場”と名付けられましたが、資金を出したのはフランスなのだとか。

 

(階段の上にあるトリニタ・デイモンティ教会は、1502年にフランス王ルイ12世によって建てられたフランス式の教会です。)

 

 

手前にある「バルカッチャの噴水」は、ナヴォーナ広場の噴水を設計したベルニーニの父親の作品です。

 

 

 

 

映画のように階段でジェラートを食べたいものですが・・・現在は飲食禁止なのでご注意を。

 

それでも、階段では思い思いのポーズで写真を撮る人で溢れていました。

 

 

 

 

 

↓徒歩10分

 

 

 

 

トレヴィの泉(Fontana di Trevi)

ローマに来たら、やっぱりトレヴィの泉を一目見ないと。ローマ帝国時代に使用されていた水道をもとに、1453年に創られた噴水です。

 

 



コインを投げ入れたら願い事が叶う、というのは有名ですね。泉を背して後ろ向きになり、右手でコインを持ち、左肩超しに投げ入れましょう。

 

 

1枚だとローマに再訪できる。

2枚だと大切な人と永遠に一緒にいられる。

3枚だと恋人と別れられる。

 

 

と言われています。

 

 

それにしても、ものすごい人、人、人。ここだけがバーゲン会場並みに混んでいます。

 

 

 

 

これほどの人が投げ入れるコインの額はと言うと・・・2022年は総額140万ユーロ!コロナ明けでこの金額ですから、2023年、2024年とさらに増えると言われています。これらのお金は、慈善団体へ寄付されているそうです。

 

 

 

 

最後に、正面の建物、向かって右端、一番上の窓をよ~く見てみてください。実はここだけ偽物の窓(=絵)になっています。(なぜだかはわかりません!)

 

 

 

 

 

フォリ・インぺリア通りを出発して、ゆっくり回って約3~4時間。これでテヴェレ川の右側はほぼ制覇です。明日は左側、ヴァチカン市国に向かいます。