もーっとヨーロッパ

オランダ在住30代旅好き主婦が巡るヨーロッパ。週末旅行を中心に、見どころも期待外れも包み隠さずご紹介。欧州旅行のヒントがきっと見つかる。

フィレンツェで皮製品を買うなら?おすすめ皮製品屋さん5選

こんにちは!koemo(くぅも)です。

 

 

職人の街フィレンツェフィレンツェの街を歩くと、至る所に皮製品のお店があります。3歩歩けば革屋さんにぶつかるほど街は皮の匂いで包まれ、それがとても心地よかったりもします。

 

せっかくフィレンツェに来たのだからお土産に何か皮製品を買いたい!という方に、素人ながらお気に入りを求めて散々歩き回った皮製品屋さんをいくつかご紹介します。

 

 

 

本当にMade in Italy?

まず最初に、フィレンツェで売られている皮製品はどれも Made In Italy (Firenze)を謳っていますが、厳密には3種類に分かれます。

 

 

 

中国やベトナム(その他東南アジア)で原料調達から加工まで行い、最後の仕上げのみイタリアに持ってきて行うもの。

 

イタリア製の皮を中国やベトナム(その他東南アジア)に持って行って加工し、最後の仕上げをイタリアで行うもの。

 

原料調達から加工まですべてをイタリアで行っているもの。

 

 

 

露店などで売られているものは基本的には①。それを理解した上で購入するのはアリだと思います。例えば、ベルトは€10から買えるし、キーホルダーなども可愛いものがありますからね。

 

 



素人には上質な皮とそうでないものを見分けるのは非常に難しいのですが、直観を信じてあちこちのお店を覗いて回りました。(そして、これら↓のお店はおそらく③)

 

 

 

 

Scuola del Cuoio S.r.l.

サンタ・クローチェ教会の裏、大聖堂からは徒歩15分と少し離れた場所にあります。

 

 

 

 

ここは皮職人のための学校に併設されたお店のため、通りに面する入口は一目ではお店とはわかりませんが・・・

 

 

 

 

門をくぐるとお店の矢印が見えるので、それに従って。

 

 

 

 

訪れた時はお休みでしたが、普段はここで職人さんたちが作業をしているようです。

 

 

 

 

売り場はそこまで広くはありませんが、ワニ皮のかばんから革ジャンまで、あらゆるものが売られています。

 

 

 

 

:レディースのお財布€110。金色のバックルがちょっとおしゃれなこのタイプは他のお店では全く見かけず、最後まで迷いました。

 

:メンズのお財布€90(ぐらい)。シンプルなデザインですが、小銭入れの大きさやカードの枚数などがちょうど良くて、とっても使いやすそうでした。

 

 

 

 

ただ、強いて言うなら、"Firenze"とか"工房の名前"とか、型が押してあるとさらにお洒落なワンポイントになるんだけど・・・ここのお財布にはそのようなものは見つからず。

 

その他にも、名刺入れ、コインケース、眼鏡ケースにキーホルダーなど、お手頃な小物系も多くある印象でした。ブレスレット€15というのも素敵。

 

(引用:Scuola del Cuoio S.r.l. HP)

 

 

€155以上を購入すると、その場で免税手続きもしてくれます。

 

 

scuoladelcuoio.it

 

 

Scuola del Cuoio S.r.l.

住所:Via di S. Giuseppe, 5/R, 50122 Firenze

時間:月~日 10時~18時半(3~11月は日休)

 

 

 

 

こちらもサンタ・クローチェ教会のすぐ近く。

 

 

 

 

ここにもカバンに革ジャン、お財布、名刺入れとありとあらゆる皮製品が並びます。地下にはアウトレットコーナーもあって、店内はかなり広いです。

 

 

(引用:The Gallery Michelangelo HP)

 

 

ただし、職人さん手作りのオリジナルがある一方で、他のお店でも見かけた量産品も並んでいました。「The Gallery Michelangelo」のロゴの付いている製品(他のものよりちょっと高め。)を中心に見た方が良さそうです。

 

 

(引用:The Gallery Michelangelo online shop)

 

 

このお店では無料でイニシャルを刻印してくれます。2~3分でできると言っていたので、あまり時間のない観光客にも嬉しいサービスです。

 

 

ただ・・・偶然かはわかりませんが・・・2回訪れた中でどちらも中国人団体客が店内に溢れていました。ツアーに組み込まれているお店・・・なのかな。

 

 

そういうお店ということもあってか、(あまり大声では言えませんが)トイレを無料で使えます。

 

 

lgmflorence.com

 

 

The Gallery Michelangelo

住所:Piazza Santa Croce,8, 50122 Firenze 

時間:月~日 9時~18時半

 

 

 

 

Francesco Lionetti S.r.l.

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会から徒歩4分。最終的にここでお財布を購入しました。

 

 

 

 

店構えも店内もとっても小さなお店なので、うっかりすると通りすぎます。

 

 

 

 

本業は、ホテルやレストランなどの本革インテリアを専門とするお店です。なんと日本人の社員の方がいて、丁寧に説明をしてくれました。(支払いには日本円も使えます。)

 

 

<皮製のワインホルダー。イタリアらしい商品です>

(引用:Francesco Lionetti S.r.l. HP)

 

 

アメリカドル、ユーロ、日本円のお札は全てサイズが異なりますが、ここでは全てが収まるように作られているそうです。海外でお財布を買おうとすると、異様に札入れが細くて日本円札が飛び出ることがありますが、その心配はありません。

 

 

 

 

残念なのは免税ができないこと。しかし、お財布は€60~と、他のお店で免税するのと変わらないか、それより安いです。

 

 

ここでもイニシャルは入れてくれますが、工房が離れた場所にあるため2営業日かかるとのこと。翌日にフィレンツェを出発してしまうのでイニシャルは諦めましたが、お気に入りのお財布と出会うことができました。

 

 

もし今度行くことがあったらトートバッグが欲しいなぁ…。

 

 

www.francescolionetti.eu

 

 

Francesco Lionetti S.r.l.

住所:Via della Spada, 48r, 50123 Firenze

時間:月~金10時半~13時、15時~18時半

   土  12時~19時

 

 

 

 

Luciano Di Rovai Giovanna

ヴェッキオ橋のすぐ近くにある、1966年から続く老舗の手袋屋さんです。

 

 

 

 

お店の外のショーウィンドウを見るだけでも、お洒落な手袋が並んでいることがわかります。

 

 

(引用:Luciano  HP)

 

店内は非常に狭く、プロフェッショナルな店員さんが希望の色やデザインを次から次へと出してきて試着させてくれるので・・・軽い気持ちで入るには少しハードルが高いかもしれません。買うぞ!という気持ちが少しでもあるなら、試してみる価値は大です。

 

 

(引用:Luciano  HP)

 

 

気になる値段は、€50ぐらいから。同じ色でも微妙に異なるデザインがたくさんあり、どんどん試着をするとわけがわからなくなるほど。

 

実は、この後訪れるローマにしかないお店で手袋を買う予定だったので、ここでは見るだけにしたのですが、ローマでは倍以上の値段!やっぱり皮製品を買うならフィレンツェです。

 

 

Luciano Di Rovai Giovanna

住所:via Por Santa Maria, 10/R, 50122 Firenze

時間:10時~19時

 

 

 

 

Leonardo Shoes

何気なく入った屋さん。大聖堂から約5分です。

 

 

 

 

ここでセールをしていたショートブーツが、びっくりするほど足にぴったりフィット。

 

ブーツって、硬かったり、脱ぎにくかったり、ヒールが高すぎたり、つま先が細すぎたり、靴底がツルツルで滑ったり・・・これだ!ってものに出会うのはなかなか難しいものですが、これは履いた瞬間にびびっ!ときました。

 

 

 

 

しかも€69と、日本円にして1万円ちょっと。今回の旅で靴を買う予定はなかったのですが、限られたサイズしか残っていないセール品との運命的な出会いに、大満足の衝動買いとなりました。

 

 

www.leonardoshoes.com

 

 

Leonardo Shoes

住所:Via dei Cerchi, 5R, 50122 Firenze FI,

時間:月~日 10時~19時