もーっとヨーロッパ

オランダ在住30代旅好き主婦が巡るヨーロッパ。週末旅行を中心に、見どころも期待外れも包み隠さずご紹介。欧州旅行のヒントがきっと見つかる。

太陽の降り注ぐアンダルシア⑤グラナダ編その2~おすすめレストラン~

こんにちは!koemo(くぅも)です。

 

 

グラナダの中心に戻ってきました。まずはランチ、そしてその後にいよいよアルハンブラ宮殿に出発です。アルハンブラ宮殿については次回に回して、今回はグラナダでおすすめのレストランをご紹介します。(訪問日:2022年8月)

 

 

 

グラナダのレストラン

グラナダアルハンブラ宮殿と併せて堪能すべきことが、絶品タパス巡りです。老舗バルから個性的なバルまで、街中にはあらゆるバルがありますが、なんとグラナダには、お酒を1杯注文すると、無料でタパスが1品ついてくるという、グラナダ特有の文化(システム?)があるのです。素敵すぎる。これを満喫しないわけにはいきません!

 

 

 

Bodegas Castañeda

ランチで初のグラナダタパスを体験したお店。1店目で感動しすぎて、グラナダが大好きになりました。グラナダ中心部のヌエバ広場から徒歩1分の場所にあります。

 

 

 

 

12時過ぎに行きましたが、外のテラス席は満席。店内も混んでいてカウンターの空いているスペースへ。

 

 

 

 

まずは乾いた喉に、キンキンに冷えたビールを!

 

すると、パエリア(風?)が一緒に出されてきました。これが無料のタパスです!無料なんて申し訳なくなるほどの量と美味しさ。毎回これが付いてくるのであれば、食事は頼まなくてもお酒代だけでお腹いっぱいになりそう。

 

 

 

 

カウンターでは、地元の常連客と思われる人たちが賑やかにお酒を楽しんでいます。ふと彼らを見てみると、、、ほとんどの人がグラスに入った黒い飲み物を飲んでいる。一見コーラのようにも見えるけど、いや彼らがみんなコーラってことはないだろ、と思い、カウンターのお兄ちゃんに聞いてみました。

 

 

 

「あぁ!あれはベルムーね!」

 

 

 

ベルムー・・・??

よくわからないけど、ここは常連さんに倣って、それを1杯!

 

 

 

後ろの樽から注いでくれたベルムー(Vermú)。スペルがわかったところで調べてみると、ベルモットスペイン語でベルムーと言うそうです。

 

 

 

 

赤ワインにハーブを漬けた、ちょっとくせのある飲み物。だけどさっぱりしていて、病みつきになりそうな味です。暑いこの地にぴったりなお酒でした。

 

そして、2回目のタパスは、イカとパプリカのトマト煮込み(のようなもの)。これまた絶品で、ベルムーともよく合います。

 

 

 

 

各タパスにはパンも付いてきたので、2品でだいぶ満足。お会計はお酒2杯で€5という、とんでもない金額でした。ご馳走様でした。

 

 

夜にお店の前を通りすぎた時も大賑わい。人気のお店のようです。

 

 

 

 

Bodegas Castañeda

住所:C. Almireceros, 1, 3, Centro, 18010 Granada

時間:月~金 11時半~0時半

   土~日 11時半~1時

 

 

 

Bar Provincias

ケルンに続き、グラナダでも行ってきました。NHK BSプレミアム「世界入りにくい居酒屋」で紹介されたお店です。

 

 

 

 

 

 

 

細い路地にある小さなお店です。到着したのは19時半頃でしたが、外のテーブルは満席。

 

 

 

 

店内にも席があるのですが、何故かこの時は開けてもらえず。外がいっぱいだからと断られてしまったのですが、他のバルを探しつつ20時過ぎに再度覗いて見たら座ることができました。

 

 

 

 

ここでの1杯目ももちろんビール。ちょっと小さめのグラスでしたが、なんと言ってもこの一緒に付いてきたタパスが絶品!バゲットに乗ったハムがもぅぷりっぷりで食べきるのがもったいないぐらい。無駄にちびちび食べてしまいました。

 

 

 

 

2杯目に付いてきたのはチーズの盛り合わせ。ランチで行った「Bodegas Castañeda」に比べるとタパスのボリュームが小さいですが、この後もバル巡りをする予定なのでちょうどいい。ビール€2.6x2杯でこれだけ食べられるのだから大満足です。

 

 

 

 

Bar Provincias

住所:C. Provincias, 4, Centro, 18001 Granada

時間:火~土 13時~0時

   日~月 休

 

 

 

Los Manueles Reyes Católicos - Restaurante Granadino

うーん。ここはミスチョイスでした。Google mapの口コミ数がめちゃくちゃ多いし、お店の前にも行列ができていたので期待していたのですけど…。

 

 

 

 

行列に5分程度並んで、運よくカウンターの端に座ることができました。しかし、端っこだからか?店員さんが見向きもしない。声を掛けても、ちょっと待ってと言って、どこかに行ってしまう。(そして戻ってこない。)やっと捕まえてサングリアを注文したのですが、一緒についてきたタパスが鶏肉のカレー煮込み?のようなもの。まぁ、サングリアに合わない、合わない。

 

 

 

 

無料で貰っておいて文句を言うなと自分でも思ったので、もう1杯頼んだところ・・・

 

 

 

また同じカレー煮込みが出てきました。

 

 

 

周りのお客さんは違うタパスを食べているようなのに、何故か2度とも同じタパス。そしてどちらも冷めてる。テンションが下がって早々に店を出ました。

 

 

 

 

Los Manueles Reyes Católicos - Restaurante Granadino

住所:Reyes Católicos, 61, Centro, 18010 Granada

時間:12時~0時

 

 

 

最後はいまいちな結果になりましたが、気を取り直して、次回はこの旅のメイン、アルハンブラ宮殿です。