こんにちは!koemo(くぅも)です。
ルクセンブルクは国民1人あたりのミシュランの星の数が世界一と言われている美食の国ですが、そもそも、お隣の フランスの質、ドイツの量、そしてベルギーの価格を併せ持つのがルクセンブルク料理だそう。
なんかすごそう!
基本的にミシュランのような高級レストランには行かない(行けない?)ので、庶民でも手の届くレストランにいくつか行ってみました。
Lisboa II
ルクセンブルク駅から徒歩15分ですが、(無料の)トラムに乗れば1駅5分です。
国土も人口も少ないルクセンブルクは移民を積極的に受け入れてきました。その中の最大コミュニティーの1つがポルトガル。ならばポルトガル料理も美味しいはず?!
新鮮そうな魚介たちがお出迎え。
店内はかなり賑わっていて、直前に電話してから行って良かったです。
まずはポルトガルのグリーンワイン(Vinho Verde)で乾杯!
ポルトガルと言ったらグリーンワイン。通常よりも若摘みのぶどうを使ったさっぱりフレッシュ系の微発砲白ワインです。アルコール度数が低めなので、ワインがそこまで得意でない人にとっても飲みやすくておすすめ。
前菜にはポルトガル版コロッケを。1つずつ注文可能だったので、味違いで2種類。
そして、メインにはたこのグリルと
ブイヤベース。メニューにはシーフード系もお肉系もたくさん種類があるので選ぶのに迷いましたが、やっぱりポルトガル料理と言ったらシーフードが食べたい。
ブイヤベースは店員さんが盛り付けサーブしてくれました。具がごろっごろ。
ポルトガル料理は日本人の口に合うと言われますが、どれも魚介の味がしっかりしてて美味しい!2人で€90とちょっと高めでしたが、”ドイツの量”と言われる通りボリュームはかなりのもの。デザートなんて入る隙間もないぐらいお腹いっぱいになりました。
Lisboa II
住所:90 Dernier Sol, L-2543 Luxembourg
時間:月~日 10時半~14時半、18時~22時半
Partigiano
移民の中で、ポルトガルと並んで多い国と言われているのがイタリア。このイタリアレストランはホテルの近くだったので、ピザをお持ち帰りにしてホテルで食べました。
ルクセンブルク駅から徒歩4分です。
注文をして出来上がりを待っている間、事前に注文しておいたテイクアウトを取りに来る人やUberの兄ちゃんがひっきりなしに来ていて期待値があがります。
お、美味しそう!
というか美味しい!
生地がもっちもちでだいぶ好きなやつでした。1枚€16。ピザもたくさん種類がありますが、パスタも豊富だったので、あっちもこっちも食べてみたかったです。
Partigiano
住所:14, RUE DE STRASBOURG, L-2560, LUXEMBOURG
時間:月~木 12時~15時、18時~22時
金~土 12時~22時半
日 12時~22時
Café-Restaurant Um Dierfgen
ポルトガルもイタリアも美味しかったですが、最後はルクセンブルク料理を!
旧市街の中にあって、王宮から徒歩3分です。
お店の人に伝統的なルクセンブルクらしい料理はどれ?ってきいておすすめされたのがこちら。
Judd mat Gaardebounen / Collet de Porc fumé。スモークポークネック€27.5です。ハムのようなポークネックは絶妙な塩加減。
そしてもう1品がPaschtéit / Bouchée à la Reine。サクサクのパイに、鶏肉とマッシュルームのクリームソースがたっぷりかかって、ポテトフライとサラダ付きで€24。
これ、ものすごく美味しかったです。びっくりするぐらい。ルクセンブルク美味し!
店内はちょっとお洒落なおじいさんとおばあさんがワイングラスを片手におしゃべりしているような、堅苦しさは一切なくほのぼのとした雰囲気。
一見小さなお店かと思いましたが、2階にも席がありました。ルクセンブルク料理を食べたかったら是非おすすめのお店でした。
Um Dierfgen
住所:6, Côte d'Eich, L-1450 Luxembourg
Pâtisserie Hoffmann
最終日にたまたま前を通りかかり、明日の朝のパンを買って帰ろうと思って寄ったのですが大正解のお店でした。
アドルフ橋から徒歩5分です。
ショーケースには美味しそうなケーキが並び、
翌日に家で食べたバゲットは、外はカリッ中はもちっ、小麦の甘さと香りがしっかりしていて絶品。
そして、美食の国ルクセンブルクではちょっとしたお惣菜も美味しいと言われていますが、このお店で見つけたのは、ルクセンブルクの名物「Pâté au Riesling(パテ・オ・リースリング)」。
豚肉のパテと、ルクセンブルク名産のリースリングワインのジュレをパイ生地で包んだもの。お肉と白ワインを合わせているという点がポイントらしいです。
レストランで食べる機会がなかったので、ここで出会えてラッキー。お土産に買って帰って後日ワインのお供に。ぎっしりしたお肉なのに白ワインジュレが爽やかな一品でした。これで€5です。ルクセンブルク美味し!
後から調べたらPâtisserie Hoffmannは市内に何店舗かあり、旧市街にある店舗は日曜日の営業もしているようです。
Pâtisserie Hoffmann RueDicks
住所:9 Rue Dicks, L-1417, Luxembourg,
時間:月~土 6時~19時
休 :日
ルクセンブルクに行くと言うと、何人かの人に「物価が高いでしょ!」と言われました。たしかにヨーロッパ諸国と比べるとレストランなどはちょっと高く感じるかもしれません。
しかし、オランダに比べると全くもってそんなことはない。むしろ、フランスの質とドイツの量が付いてくるのだから、こちらの方が断然お得!
オランダに住んでいて一番の良いことは、どの国に行っても「安い!」と思えること。
なんてね。