こんにちは!改めて、クリスマスの雰囲気が大好き、koemo(くぅも)です。
ケルン大聖堂に圧倒された後は、いよいよクリスマスマーケットに向かいます。(訪問日:2022年12月)
ケルン大聖堂前のクリスマスマーケット
今回ケルンを訪れた最大の目的はクリスマスマーケット。この時期はドイツ各地でクリスマスマーケットが開催されていますが、ケルンのクリスマスマーケットはドイツ西部で最大と言われています。
ケルン市内でもいくつかの場所で開催されています。その中で一番大きいのがケルン大聖堂前のクリスマスマーケットです。
歴史ある世界遺産をバックに、大きなクリスマスツリーと写真が撮れるなんて贅沢。
この日は最高気温2℃、最低気温-1℃という天気。暖かい服装をしていっても冷える気温でしたが、わくわくが勝って寒さなんて気になりません!
食べ物から始まり、クリスマスオーナメントやキャンドルなど150を超える様々な屋台が並びます。中には、ケルン大聖堂をモチーフにした缶入りのお菓子などを売っているお店もあったので、お土産調達にもいいかもしれません。
これはクッキーの型かな?お菓子作り用品屋さん。見ているだけでも楽しい気分になります。
とろ~りチーズを溶かしてパンにのせて食べるラクレット、€6。辺り一帯がチーズの香りに包まれていました。
ドイツ名物プレッツェル屋さんも。
もちろんクリスマスマーケットに来たらグリューワイン(ホットワイン)は欠かせません。ドイツのクリスマスマーケットでは各会場ごとにオリジナルマグカップがあるので、コレクションしている人も多いですよね。
ケルン大聖堂前のクリスマスマーケットでは、ケルン生まれのアーティスト、ザビーネ・フォークト(sabine Voigt)氏がデザインしたものが毎年採用されています。他ではあまり見ないポップなデザインが特徴的。
グリューワインを買うとカップ代をデポジットとしてとられますが、カップを返すとお金を返却してくれます。カップが欲しい場合は、そのまま持ち帰ってOK。もしグリューワインはいらないけどカップだけ欲しいという場合、このデザイングッズを揃えている屋台があったので、覗いてみるといいかもしれません。マグカップだけでなくビールのコップなどもありましたよ。(グリューワイン屋さんでもカップだけ売ってくれるかもしれませんが、この屋台には複数あるデザインが全種類?置いてありました。)
土曜日だったこともあり、夜になるにつれて人混みはピークに。うっかりするとはぐれてしまうレベルなので、貴重品にも注意が必要です。
特大クリスマスツリーの下の特設ステージでは、クリスマスソングの合唱やバンドの生演奏があって、なんてロマンチックな雰囲気。きらきら輝くイルミネーションが星空みたいで、これは夜に来るからこそ味わえる景色ですね。
そう言えば、ここでみんながフライドチキンみたいなのを食べてる!と思ってお店を探し当てたら…
じゃがいものフライでした。3つ入って€5.5。ほくほくの揚げたてポテトは美味しかったのですが、付いてくるのがりんごのソース。個人的にはケチャップかお塩が欲しかったです。
さぁ、一通り回ったら、次のクリスマスマーケット向かいます!
Heinzels(ハインツェル)のマーケット
ケルン大聖堂前のクリスマスマーケットから徒歩5分の場所にあります。
Heinzels(ハインツェル)のクリスマスマーケットは、Alter Markt (アルターマルクト)とHeumarkt(ホイマルクト)という2つのクリスマスマーケットからできていますが、2つは道を挟んで繋がっているので、正直どこからどこまでがアルターマルクトで、どこからがホイマルクトなのかよくわかりませんでした。ですが、公式HPによると、2つのマーケットの開催期間が異なるようです。
www.heinzels-wintermaerchen.de
この2つのクリスマスマーケットのテーマは小人。ドイツの物語に出てくるハインツェルメンヒェンという小人がモチーフになっていて、至るところに小人がいます。
観覧車があったり、
木や像がイルミネーションで飾られていて、ケルン大聖堂前のクリスマスマーケットとはがらりと雰囲気が変わります。おとぎ話の中にいるようでした。
ここのグリューワインのマグカップも小人。家にマグカップはたくさんあるし、過去に行ったドイツ(他の都市)のクリスマスマーケットのカップもあるし、今回はいいかな~と思っていたのですが…やっぱり記念にお持ち帰り。
場所によってはデザイン重視で実用的ではないこともありますが、このマグカップは丸みと取っ手部分の持ちやすさがちょうどよかったので。小人の柄は何種類もあって、たまたま夫と違う柄で渡されました。カップの中にも小人がいるのがまた可愛い。
※マグカップを持ち帰る場合、飲み切ったワインを拭くティッシュと、割れないようにカバンに入れるためのタオルやジップロックを持って行っておくと便利です。
翌日の昼間に再度行った時の様子がこちら。
どちらかと言ったら、食べ物系の屋台が多かったように思いますが、とにかく夜は混んでいてあっちもこっちも見ながら食べるのはとっても難しい。それに、やっぱりあのお店に戻りたいと思っても、どこだったかもうわからなくなってしまう…。昼間に来ると、明るいのに加えて夜よりは人が少ないので、見やすかったです。
この時期ヨーロッパでよく見かける焼き栗屋さん。ほっくほくで甘い栗は最高に美味しいのですが、手がものすごく汚れるが難点。
この屋台!歩いていてふと見たら、おじさんが窯にパン生地を入れていたんです。お店で、しかも窯で、焼き立てって、これは美味しいに違いない!と、即並びました。看板はドイツ語で何のお店なんだかわからなかったけど。
出てきたのがこちら。もっちもちの焼き立てパンに、濃厚チーズがとろ~り。マッシュルームの入ったクリームソースのようなものもかかって、もう絶品。€7.5と少し高めでしたが、だいぶ大きいのでシェアしてもお腹いっぱいでした。
ホイマルクトのもう一つの特徴は、大きなスケートリンクがあること。よく公園に特設されているような子供用のものとは比べ物にならないほどの広さです。
橋まであって、上から眺めることもできます。グリューワインやビールを飲みながら、スケートで遊ぶ子供たちを見守るお父さんたちもいました。
港のマーケット
ハインツェルのクリスマスマーケットからさらに南に10分ほど歩いたところには、港(Hafen)のマーケットと呼ばれるクリスマスマーケットが開催されています。チョコレート博物館のすぐ手前です。
航海や船をテーマにしたクリスマスマーケットと言われていますが、規模が小さく、逆にクリスマス感があまりなかったので、わざわざ行かなくてもいいかなと思ってしまいました。チョコレート博物館に行ったついでに寄ったので、ちょうど良かったレベルです。
ただ、グリューワインのマグカップは、船や錨のマークが描かれた港のマーケットオリジナルだったので、それ目当てであれば行く価値がありですね。
港のマーケットの目の前にあるチョコレート博物館については、次回に続きます!