こんにちは!koemo(くぅも)です。
11月に入り、ヨーロッパの街はクリスマスムードがほんのり漂ってきましたね。オランダはまだまだですけど。(話が逸れますが、アムステルダムのクリスマスって、ヨーロッパと一言で言ってもこんなに違うんだ?!ってぐらい地味です。)
ヨーロッパのクリスマスと言えば、クリスマスマーケット。ドイツ・ケルンの次は、フランス・パリの様子もお伝えしたいと思います。
スケジュール
訪問日:2022年12月
今回は電車での旅です。アムステルダムからは、現在はEurostar(ユーロスター)と名前が変わっていますが当時のTalys(タリス)という特急電車で直通・約3時間です。
アムステルダムからパリまで、早めに予約をすると、なんとチケット代が片道€35~。直前になると€100近くなるので、旅行が決まり次第早めにチケットの確保をおすすめします。
1泊だったので2日間をできるだけフルに、そして€35のチケットが残っている時間帯から選び、こんな日程になりました。
1日目
10:38 パリ北駅着
2日目
19:25 パリ北駅発
EUROSTAR(Talys)
EUROSTAR(ユーロスター)はヨーロッパ各地を走っていますが、アムステルダムからベルギーのアントワープやブリュッセルを通って、フランス・パリまで行くことができる特急電車です。
車両はそこまで新しくありませんが、各座席にコンセントが付いていて、Wi-Fiもあるのは旅行者には嬉しいポイントです。
大きいスーツケースを持っている場合は、車両入口にあるスーツケース置き場に置かないといけませんが、スペースが限られているので争奪戦は必至。機内持込みサイズのスーツケースであれば、座席の上の棚に乗せられます。(座席はけっこう狭いので、足元に置くのは不可能です。)
パリの北駅に到着。このあたりはパリの中でも特に治安が悪い場所と言われています。初めてこの辺りに足を踏み入れたので最初はどきどきししましたが、昼間であればそこまで恐れるほではないかな、という印象でした。乗り換え程度であれば問題ないと思いますが、ホテルはこの周辺には取らないようにしています。もちろんスリなどには十分にご注意を。
パリのクリスマス
さて、今回はクリスマスマーケットが唯一で最大の目的ですので、ルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿などの王道パリ観光は一切ありません。クリスマス感溢れるものを端から巡ります!まずはクリスマスマーケットから。
エッフェル塔前のクリスマスマーケット
イエナ橋の周辺で開催されるクリスマスマーケットは、エッフェル塔を間近に見上げながら楽しむことができます。
大窯で調理されると、どれも美味しそうに見えてしまうのはなぜでしょう。
ここは大半が飲食系。見て回っていると、どれにしようか本気で悩むのですが、一つ一つが特大です。あれもこれも少しずつ食べられたらいいのに。
大窯に惹かれて注文したものの、よそってもらって後悔しました。ポテトグラタン?€8。美味しいのですが、これ一つでお腹がはちきれそう。(そして、外が寒いので食べ終わる前に冷えてしまう。)
しかも、運悪く買った直後に雨が強くなり、傘を差しながらポテトグラタンを食べるという、かなりの難易度。さらに、橋の上は歩道が狭いのであまり長居せず。。ここは今回周った中では一番印象が薄い…かもしれません。
夜だったらエッフェル塔のイルミネーションと合わせて綺麗だったでしょうね。
ノートルダム大聖堂近くのクリスマスマーケット
ノートルダム大聖堂からセーヌ川を渡ったところにあるヴィヴィアニ広場。
屋台は10~20店舗程度のこじんまりとしたクリスマスマーケットです。
売られているものもクリスマスグッズというよりはハンドメイド系が多め。あまりクリスマス感はありませんが、とてもアットホームな雰囲気です。
なぜかプレッツェル屋さん。ここフランスだけど。
チュイルリー庭園
パリで最も大きいクリスマスマーケットです。
最大と言うだけあって、かなりの賑わいです。
飲食店が多く、様々なグルメを楽しめるのもここの魅力。もちろんホットワイン(フランス語でVin chaud=ヴァン・ショー)は欠かせません!(€5はちょっと高い気がしましたが…)
飲食スペースもあって、ゆっくり食べることができるのは嬉しいですね。
甘栗(marrons chauds)も忘れずに!ほっくほくで美味しかったです。
さすが日本のアニメ大好きフランス。お祭りの屋台にありそうな、アニメポスターを売るお店も?!
もちろんクリスマスグッズの屋台もあります。ですが、いくつかパリのクリスマスマーケットを周った中で、ドイツなどに比べたらクリスマスグッズを売るお店が全体的に少なく感じました。気に入ったものを見つけたらすぐに購入した方が良さそうです。
あちこち探した結果、最初に見つけたお店に戻ってクリスマスオーナメントを買いました。こういった地域差も実際に訪れるからこそわかること。
しかし、それより何より驚いたことは、”特設”クリスマスマーケットという域を超えた、移動遊園地。ヨーロッパのクリスマスマーケットには小さなメリーゴーランドや観覧車があることが多いですが、ここは今まで見たものとは全く比較にならないレベルでした。
お化け屋敷??
VRで遊べるやつ。
室内ゴーカートみたいなもの?
もう何のアトラクションだかもわからないけど、小さい子どもたちが走り回っていました。
極めつけはこれ。もう浅草花やしきレベルです。最初、きゃーきゃーした声がどこかから聞こえる、なぜ?と思っていたら、これを見て納得。
1日目の夜は雨だったので軽く見るだけにして、翌日の昼間に再度訪れましたが、昼と夜では雰囲気ががらりと変わって、どちらも楽しいマーケットでした。
パリの輝くイルミネーションスポットは次回に続きます。